1970年に開催された大阪万国博覧会のシンボルである「太陽の塔」です。
皆さんご存じかと思いますが、故岡本太郎氏がデザインしたものです。
高さ70メートルはさすがに35年経った今でも十分な存在感があります。
EXPO'70の時、内部は「生命の樹」のパビリオンで、模型製作はあの円谷プロダクション、そして音楽は黛敏郎が担当だそうです。
下の顔は「現在の太陽」、上の顔は「未来の太陽」、顔の前にあるのは避雷針。
赤い線は稲妻を表していて、裏には黒い「過去の太陽」が描かれてます。
でも、下の顔は何となく、「芸術は爆発だ~っ!」て叫んでいる故岡本太郎氏に似てませんか?
3年ほど前に内部の一般公開(抽選で当選者のみ)がありました。
私は、内部は見ることができなかったのですが、記念の展示場へは足を運びました。
その当時の「生命の樹」の映像や写真などが展示されていて、35年前でも技術力が高かったことが分かりました。
大阪万国博覧会には6400万人の人が行ったそうです。昨年の愛地球博の2200万人と比べるとその凄さが分かります。